10年以上続くゲーム、プレイしている人たちにとってどういう存在なのか? 企業が長く続けるために大切なものとは?

一言でいうと家族、
生活習慣に近い存在なのではと感じている。

そしてそれを作っている人たちも、
少なからずそれに近い感覚なのかもしれない。

たとえば日本国内で開発されたもので、
10年以上続くオンラインサービスをチェックしてみた。

すると結構出てくる出てくる・・・FFは18年!!!まぁ当初はPS2だったしなぁ。。。もっとやべぇのはファンタシスターオンライン2で、これなんて20年!

しかもこのファンタシースターオンラインは、前身はドリームキャストのADSLでオンラインできていたから本当に驚異!! 私もプレイしていたからよくわかるけどマジクレイジー。

今の若い子はドリームキャストとかしらねーだろ。
夢いっぱいの名前だけどwセガハード大百科ドリームキャスト。エンターテイメントの未来を先取りするマシンとして誕生した「夢のゲーム機」。本格的なオンラインコミュニケーsega.jp

で、タイトルをみてみる。

目次

  1. 日本で制作されたオンラインゲーム今も継続している例
  2. 韓国開発のオンラインゲーム今も継続している事例
  3. 同じゲームを10年?
  4. みんなが集まる公園みたいなもの
  5. 長く続ける秘訣は何か?

日本で制作されたオンラインゲーム
今も継続している例

ファンタシースターオンライン2(2000年12月21日)
ファイナルファンタジーXI (2002年5月16日)
信長の野望Online(2003年6月12日)
大公開時代Online(2004年10月30日)
マスターオブエピック(2005年4月1日)
真三國無双Online(2006年11月1日)
チョコットランド(2007年2月15日)
ブラウザ三国志(2009年7月15日)


韓国開発のオンラインゲーム
今も継続している事例

リネージュ(1998年9月3日)
ガディウス(2000年1月1日)
ラグナロク(2002年8月31日)
メイプルストーリー(2003年12月3日)
リネージュ2(2004年6月25日)
レッドストーン(2004年12月21日)
テイルズウィーバー(2004年9月)

とか探せば結構ありそうだなと思ったのでこれ以上はやめておくけど、実は結構あるなと。ただ言えるのは、どれも超古参ばかりってことですね。

今上に上げたうち、仕事で関わったのが7個ありましたが、結構な数ありますね、すごいな。

ちなみにスマートフォンアプリはまだ登場してからでも最大で8年なので、まもなく10年目を迎えそうですがそれでも大したものですよね。

いやぁ、本当にすごい。

小学生でも最大6年。

ゲームで10年?

同じゲームを10年?

シンプルにヤバイ。一体何時間プレイできるんだろうっていうやつですね。

みんなが集まる公園みたいなもの

長いゲームをプレイしている人の特徴としては、プレイされている方は、定期的にログインしては、ず〜〜〜〜〜とプレイされている感じです。

そして、そこでのコミュニティが強固になりすぎていて、とりあえず毎日おログインしてチャットしてじゃぁまた明日! みたいな事例も多いようです。

それぐらい、愛用されている方にとってはみなさんと出会える場所だったりもしますし、共通の話題を持って話ができる大事なともだち、みたいな感じなのだなと思います。

実際私もそういう長く続くタイトルに関われること、関われたことを光栄に思いますし、今でもプレイされている方、プレイを卒業された方とも交流をさせていただけるのは本当にありがたい限りです。

今後も、ゲームに限らず、みんなが自然につながり合える、集まれるような空間や接続できる情報みたいなものを提供できたらと考えております。

参照記事、よかったら見てやっていただけたら幸いです

長く続ける秘訣は何か?

最後に少しだけ真面目な話をしますと、

技術移転がゲームも人も最新の状況にアップデートできるか、です。

これめちゃくちゃ重要で、これができないタイトルは物理的にも死んでしまうということです。

たとえば1つの事例がガラケーのアプリ。これ、すでに各種キャリアはアプリの更新をしないと発表したために、私が当時やっていたガラケーのオンラインRPGのアプリは強制終了せざるをえなかったわけです。

また、PCもクライアントゲームが流行ったあとにきたのはブラウザ型のゲームでした。しかしそのブラウザ型ゲームはFlashを用いるものが多く、それらはAdobeのサポート終了発表後、脆弱性(ぜいじゃくせい)を懸念して、サービスをクローズしようというタイトルが数多く発表されました。

そういった感じで、プラットフォーム都合や、技術提供者の都合で物理的に突如終わるということがあるわけですね。

そしてそれは人が習得する技術にももちろん影響しますから、長年古い技術を使い続けさせるというのはその人のモチベーションも下げるわけですし、わざわざ古い技術を今から習得しようちいう新卒もいないわけです。

なのでその技術的な工数の確保と、技術的なアップデートができる対応、準備などは人の心も、ゲームのエンジンそのものを動かす要素としても超重要ということです。

いつまでも古いものを使い続けることがいかにリスクなのか?についてはこれからの時代ますます加速していくものだと思います。

お読みいただきありがとうございました。

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