みなさんこんにちは
今は個人?チーム?で事業をやってる
GameProducerのうきょうです。
2019年に独立して早1年です。
2020年は異様なGWでしたが
私は休みなしでずっと仕事中でしたが
ある1つのチャレンジをやってみました。
それは昔自信がプロデューサーをしていた
オンラインゲームに一般プレイヤーとして復帰してみたことです。
「チョコットランド」というオンラインRPGです。
13周年ってすげーな、小学校2往復しても足りない。
結論から書くと、3年ぶりに戻ってみたゲームは訳わからん状態ですし、新しいルールはわからんし、装備もないわで全然やる気が起きなかったことです。
ただ、ログインした瞬間に、出迎えてくれた人とか、お手伝いしてくれる人とか、一緒にやりましょう!って声をかけてくれる人がいたので、すごくスムーズにできたなって思いました。
ゲーム内で3蜜
そしてタイミング的にはちょうど13周年イベントをやっていたので、やることがめちゃくちゃたくさんあるし、プレイヤーも連日賑わっていたので、ログインしても誰かしら声をかけてくれる状態でしたし、こっちからも積極的にやろうよ!って声をかけて、とにかく満喫しました!
GW中に、放送主の枠をお借りして、オンラインオフ会をやって、最終週の土曜日はちょっとしたオンラインでの交流会もみんなでやりました! めちゃ楽しかったですね。
目次
- カムバックしたきっかけは5年前に出会った方からのDM
- 私は10周年の頃に離任しました
- 長年人生をかけて取り組んだプロジェクトから離れてわかった侘しさ
- 8周年のタイミングでTwitterの運用オフイベ展開を開始した
- イベント効果は事業にも+
- オフラインイベントで集まった名刺は1000枚を超えた
- 長年ゲームを運営しているとわかることがある
- サービスのプロデューサーと人としての境界線が薄くなる
- 今のご時世、何が繋がるかわからないチャンスは自分から切り離さないほうがいい
- 人は大事に、思い出も大事に
カムバックしたきっかけは
5年前に出会った方からのDM
5年前のオフラインイベントで直接お会いして、なぜか5年ぶりに声をかけて、自分がやっている生放送にゲストで出てくれませんか?と言われて「いいよ」って答えたことが始まりでした。
これがはじまり。
DMにもちゃんと返答するとか、俺いいやつやな。
スルーするわけなかろう。
今となっては復帰した理由もこのデノさんのせいなんだけど、L羽とか借りっぱなしなのでよしとします(いや、ちゃんと返すよ)。
しかしこのデノさん、毎日放送を続けて180日以上を継続しているとてもクレイジーな人ですね。そんな持続力、私にはない!
そんなこんなですけど、それをきっかけに生放送を超絶久しぶりに出させていただいてから、ゲームにも復帰したらっていうことから復帰しちゃいました。
ただほぼゼロスタートだった。
結論からいうと、そんな感じで、なんかすげー過去一緒に冒険した人とか、僕のことを知ってくれている人からメッセージとかもたくさんいただいて、すごく嬉しかったっていうところでした。
あと下記は余談なので興味があればどうぞ。
私は10周年の頃に離任しました
これ、今もよく聞かれるので書いておきますが、本作のプロデューサーは2015年~頃の10周年前後で離任いたしました。
現在の運営元はcocone fukuoka 株式会社ですが、私が過去に在籍していたNHN PlayArt(NHN Japan 〜NHN PlayArt〜 NHN Hangameと、社名が変わり)、事業譲渡されております。
私は本タイトルのプロデューサーになってから、2015年のNHN Hangame(福岡)へと事業体が分離した時に、NHN PlayArt(東京)に在籍することになり物理的にも離任することとなったわけです。
なので今となっては本当に一般プレイヤーと同じ立場であるというのはそういう理由からでございます。
長年人生をかけて取り組んだ
プロジェクトから離れてわかった侘しさ
私は今までにオンラインサービスのリリースは40タイトル以上ありますが、チョコットランドに関しては格別思い入れのあるサービスでした。
それはかなり心血を注いでやってきたということも多いですが、なによりプレイヤーとしても一番遊んだゲームだったからということ。
たくさんの冒険者と共にリアルでも仲良くなったから、という点が大きいですね。
でもその時、あとはもう託した後継者にお別れをつけて、自分のアカウントも削除したタイミングがその時でしたね。
思えば消す必要もなかったなと、今になって少し後悔してます。
ただですね、1つよかったなと思うのは、それぐらい必死でやってきたからこそ、きっぱり諦められたなってところもあるんですよね。
個人的な価値観ではいつ死んでもいいってマジで思っているので、それぐらい仕事も遊びも全力でやってます。
結果得られたことは本当にたくさんあった!
8周年のタイミングでTwitterの運用
オフイベ展開を開始した
私がTwitterを使い始めたのは2014年頃と、とても遅いタイミングでしたが、その理由は今いるお客さんとの距離を縮めたいと思ったことからです。
そもそもチョコットランドはWebポータルとしての母体があるので、クローズドなコミュニティ内でのやりとりだけでも十分成り立っていたという事実もあります。
ただ、スマートフォンのシェアがだんだん伸びていきつつある中で、クローズドなコミュニティだけでは当然ダメだろうということや、長年サービスを続けていく中でよりプレイヤーの方達のエンゲージメント率やモチベーションを上げるにはどうすればいいだろうと思って、Twitterと、大々的なオフラインで全国を廻ろうと思ったことがきっかけでした。
その辺りから、ゲームの生放送も積極的に展開していって、オンラインラジオやったり公式放送を定期的にやったり、オフラインでのイベントもたくさんやろうということがきっかけとして活動をたくさん仕掛けていきました。
イベント効果は事業にも+
オフラインイベントですが、結果としてものすごく効果がありました。オフラインイベントは数字の実証が取りづらいって言ってる馬鹿がいたらそいつは無能だと断言できます。(もちろんオフラインイベントのやり方によりますけどね)
具体的な数字はここでは明かせませんが、確実にオフラインイベントは効果があったことをここに書いておきたいと思います。
オフラインイベントで集まった
名刺は1000枚を超えた
なぜか私が担当しているサービスは利益率がおそらく社でNO1のはずなのに、やたらと広告費が少ないのが特徴的だったのでw
オフラインイベントはすべて手作り感満載で、会議室を借りたり、小規模なライブスペースを借りて実施しました。
参加された方はお分かりだと思いますが、北海道のカフェは知り合いにお願いして借りていただいたカフェw
福岡、大阪、仙台も知り合いを辿って借りたカフェ
名古屋、京都などはTKP!(会議室)
だったりと、「は?」という感じのイベントだったかと思います。
しかも、ゲームのイベントなのにゲームをやったことが1回もない!
だいたいクイズやってじゃんけんやってお絵かきやって、お茶を濁してましたねw あとはトーク。
参加してくれた人、すいません。。。
それぐらい手弁当溢れるイベントでしたが、そこでいただいた名刺を数えてみたら、1000数枚ありまして、今も大事にとっています。
ほんとありがとうございます。
それからというもの、リアルでも仲良くなることも多く、お客様主宰のオフ会や食事会にも誘われるようになっては、足を運ぶようにもなりました。
今となってはチョコットランド仲間の中ではこれが恒例になりました。
ゆっぴー、俺をオフ会に呼んでくれたはいいが俺に終始肉を焼かせた
— うきょう@ゲームプロデューサー&クリエイター (@ukyoP_san) May 14, 2019
長年ゲームを運営しているとわかることがある
それは人の人生も見てきたってことです。
ちょっとすげー偉そうな視点なのかもしれないんですけどね、今年も出会ったわけですが、小学校1年性の頃から遊んでました!とか、13年間プレイしています。うきょうさんのこと知ってます、とかいるわいるわ。
うそだろとか思ってたんですけど、本当に多いんですよね。そういう方が。運営していた時からそうでしたが、家族で遊んでいる方、おじいちゃんとおばあちゃんで遊んでいる方とかもすごく多い。
だからオフラインイベントの開催時も、ベビーカーが必ず入れるところを選んでいた。
そしたらやっぱりベビーカーで来場してくれる方がいて、子供がいたらイベントに参加することはできないと思ってましたとか言ってくれる方もいて、自分も小さい子供がいた時はそんな感じで諦めるのは嫌だったからという気持ちがあったので、そうしただけだった。
まぁそんな感じでね、長年やっていると、その人も大きくなって受験して、恋愛して結婚してお子さんも生まれてという報告までをいただけるようになって、そんなことがすごく嬉しいわけであります。
こんなおっさんにですよ。
いや、そんなこと普通ないですよと思いながらも、本当にありまして、それだけでもやっててよかったなとか思いますし、ゲーム業界に入りたいってずっと言ってた学生さんが、本当に有名なゲーム会社に就職して連絡くれたりとかもあってですね、なんやろな、駄菓子屋の爺さんみたいな感じになっている気がしています。
サービスのプロデューサーと
人としての境界線が薄くなる
でその後はというとですが、Twitterはサービス専用とプライベートを切り離したので、私のアカウント自体はあるにはせよ、ほぼプライベートのアカウントになっています。
ただ、それでもやっぱり常にコミュニケーションをとってくれる人もいますし、何気ない会話を交わしてもらえる関係性がゆるりと続いている感じです。
普通ゲームのアカウントで、当人がゲームをプレイするのをやめたらそのアカウントごと退会しちゃったり、放置になることはもちろんありますけど、それでもゆるい繋がりが持てているのはすごくありがたいし、嬉しいと感じています。
今のご時世、何が繋がるかわからない
チャンスは自分から切り離さないほうがいい
なんかうまくまとめようという気がぷんぷんしますけど、最後までどうぞお付き合いください。
えーっと、今回私が改めて本サービスに復帰した理由は5年ぶりに突如いただいたDMがきっかけでした。
で、実はこういうことって、実世界でめちゃくちゃあります。
たとえばですけど、私がその後にリリースさせていただいた「アトリエオンライン 」っていうゲームは、開発で関わった方、リリースで関わった方は10年ぶりに再会した人がメインでした。
そんな感じでチャンスや出会い、何かを始めるきっかけって今のご時世どこから始まるかわからない上に、はじまりやすいので、繋がりはゆるくても、遊びでも持っておいて損はないと感じていますので、これ絶対かなと。
大事にした方がいいよとお伝えしたいと思います。
人は大事に、思い出も大事に
正直な話、チョコットランドに関しても今までに手がけてきたサービスに関してもうまくいったというような話や、綺麗にできたなとかは到底思っていません。
たっくさんの迷惑をかけましたし、ものすごい誹謗中傷も浴びた。浴び続けた。結果精神を病んだこともありますし、まじできついな〜って思ったことも多々ありました。
しかしながら、振り返ればいい思い出しかあんまり覚えていないんすよね。人間って便利だなというか、薄情だなとか思うかもしれませんが、その本能ってすごい大事だなって思います。
そして、自分に対してめっちゃ嫌がらせをした人とか、誹謗中傷を常に送ってきた人とかは今でも覚えてるんすよねw
だからこれは一般のコミュニケーションをとる上でも、気を付ける必要があるなと思っているし、大事にしようねっていうことが伝えたいという感じですかね。
10周年の時にもらった寄せ書きと集合キャラクターパズル。ほんとうすげーと思う。スタッフのみんなもこんなプロデューサーに長年付き合ってくれて感謝観劇雨嵐です。
「今」だけを想像すると辛いことばかりかも知れないけれど、振り返ればたくさんの仲間、楽しいことが多かったと思えるのが人生だと思う。悲しい別れも避けられないけど、その分、それを超える嬉しい出会いも必ずある。 pic.twitter.com/vYxNzxT3pi
— うきょう@ゲームプロデューサー&クリエイター (@ukyoP_san) October 16, 2017
そして今も継続してサービスを続けてくれている
開発スタッフさんにも感謝!
みなさんにも感謝!
出会っていただいた方、皆様に感謝!